こんにちは、ライターのミナトです。今回は、忙しい日常から離れて“自分だけの時間”を過ごすために決行した1泊2日のソロキャンプ体験をレポートします。
“ソロキャンプ”とは文字通り一人でテント泊を楽しむアウトドアスタイル。初めての挑戦でしたが、自然の中で過ごした48時間は、体も心もすっかりリフレッシュされる特別な時間になりました。
この記事では、キャンプ場選びから設営、料理、焚き火タイム、そして朝の撤収まで、実際に体験したリアルな流れを詳しくお伝えします。
キャンプ場選びと準備
▶ 場所選定のポイント
- アクセス:都心から車で2時間以内
- 設備:トイレ・炊事場完備、サイトは芝生または林間サイト
- 予約の取りやすさ:平日利用で空きが多い
私が選んだのは、関東近郊の奥多摩湖畔キャンプ場。湖畔サイトからの景色が抜群で、一人でも安心して過ごせる管理体制が魅力です。
▶ 持ち物リスト
- テント&グランドシート
- 寝袋&マット
- バーナー&燃料
- キャンプ用チェア&テーブル
- 食材&クーラーボックス
- ランタン&ヘッドライト
- 焚き火台&薪
- 着替え&レインウェア
事前に自宅でテントの組み立て練習をしておくと、現地での設営がスムーズでした。
1日目:設営〜焚き火タイム
1. サイト到着&設営(13:00〜14:30)
亜熱帯の緑に囲まれたサイトに到着後、まずはテントを設営。説明書を見ながら30分ほどで完成し、マットと寝袋をセッティング。
2. 昼食&軽い散策(14:30〜16:00)
近所のコンビニで買ったおにぎりとカップスープをかじりながら、湖畔を散策。水面が風に揺れる音、野鳥のさえずりが心地よく、まるで水墨画の中にいるようでした。
3. 夕食準備:簡単アウトドア料理(16:00〜18:00)
メインはダッチオーブンで作るチキンと野菜のトマト煮込み。事前に切った食材をバーナーで炒めて、トマト缶を加えて煮込むだけ。
- 所要時間:40分
- ポイント:蓋をして弱火でゆっくり煮込むと旨味が凝縮
付け合わせにホイル焼きポテトをアルミホイルで包み、炭火の脇でホイルごと加熱。ふかふかのじゃがいもにバターと塩を振ると絶品です。
4. 焚き火と星空観賞(18:00〜21:00)
食後は焚き火タイム。火吹き棒で火力を調整しながら、薪がはぜる音をBGMに熱燗をチビリチビリ。
標高のあるサイトでは、夜空の星がびっくりするほどクリア。流れ星も2つ見つけ、キャンプ場の静寂と相まって、日常の喧騒を忘れるひとときでした。
2日目:朝のアウトドアライフ&撤収
5. 朝の目覚め&コーヒータイム(6:00〜7:00)
寝袋から這い出し、ポータブルコーヒーメーカーで淹れた一杯を掲げながら、湖畔の朝靄とともに深呼吸。肌寒い空気にコーヒーの香りが混ざり、始まりの儀式としてぴったりでした。
6. 軽いハイキング(7:00〜8:30)
サイト周辺の林間コースを1時間ほどウォーキング。足元には落ち葉が敷き詰められ、木漏れ日が差し込む里山の雰囲気を満喫。
7. 撤収&帰路(8:30〜11:00)
昼前にはテントを乾燥させながら撤収作業。設営より早く感じる手慣れた手つきに、自分の成長を実感!荷物を車に積み込んで、後片付け完了。
帰りは奥多摩駅前のコーヒースタンドで一息入れ、余韻を噛み締めつつ都心へ戻りました。
総括:ソロキャンプの魅力と注意点
魅力
- 完全自由:食事メニューからスケジュールまで自分次第
- 非日常の静寂:自然の音だけがBGM
- 自己成長:設営・料理・撤収で達成感が得られる
注意点
- 安全対策:初心者は慣れたキャンプ場を選び、サイト近くに管理棟がある場所がおすすめ
- 天候リスク:急な雨風対策として、風防シートや大型タープも用意を
- 荷物の軽量化:必要最低限を見極めて持ち物を厳選すると身軽に楽しめる

Writer’s Diary|執筆後記
一人きりのキャンプは、会話こそないけれど「自分との対話」が深まる贅沢な時間でした。テントの中で星空を見上げると、日常の悩みが小さく思えてくるから不思議です。
次は冬キャンプにも挑戦して、薪ストーブや雪景色の中で過ごしてみたいですね。
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