こんにちは、ライターのミナトです。今回は「サブスクをいくつか解約してみた」体験から得た気づきをお届けします。
ここ数年、何となく契約して、何となく払い続けていたサブスク。月に数百円のものも多く、「まぁいっか」で放置していたのですが、ある日ふと家計簿を見直してみてびっくり。
「え、こんなに払ってたの?」
ということで、“使ってないのに払い続けていたサブスク”を整理して、いくつかを解約してみました。すると、生活にちょっとした変化が。今回は、そこから気づいた5つのことを本音で綴っていきます。
1. 「解約=不便」ではなかった
私が最初に解約したのは、とあるフィットネス系のアプリ(某宅トレ動画見放題サービス)。使い始めた当初はモチベーションが高くて、毎朝動画を見ながらストレッチしていたのですが……。
徐々に忙しさに追われて見なくなり、気づけばアプリすら開いていない状態に。
解約すると「運動しなくなるかも…」という不安がありましたが、むしろYouTubeや無料のフィットネスチャンネルを活用するようになって、今のほうが気軽に運動できていたりします。
2. 「無料で十分」なものもある
音楽サブスク(Spotify Premium)も一度解約してみました。毎月1,180円。広告なし・スキップ無制限という魅力もありましたが、実は普段聴くのは決まった数曲だけ。
解約後はSpotifyの無料版に戻ったのですが、広告は気になるものの、プレイリスト自体は継続して使えます。BGMとして使う程度なら「無料でも全然アリ」なんだと気づきました。
もちろん“ながら聴き”の集中度を求めるなら有料もアリ。ただ、自分の使い方次第で「不要になる瞬間」があると分かりました。
3. 「なんとなく継続」は浪費につながる
一番の盲点は、**「気づいたら契約していた系」**のサービスたち。特に雑誌・電子書籍系の読み放題系(dマガジン・Kindle Unlimitedなど)は、最初の無料期間だけ使って、そのままズルズルと継続していたものが複数……。
これ、チリも積もれば年間1万円超え。読みたい雑誌や本があるときだけ契約する「短期集中型」に切り替えることにしました。
4. 「本当に好きなもの」が見えてくる
解約を進めていくうちに、「じゃあ何を残したい?」という視点に変わっていきました。その結果、私は動画サブスクの中でもNetflixだけを残すことに。
なぜなら、土日や夜にじっくり作品を楽しむ時間が、自分にとって“生活の質を上げてくれる時間”だからです。逆に、使っていなかったPrime Videoやアニメ特化系は削除。
あえて“1本に絞る”ことで、そのサービスに対しての愛着や満足度が増した気がします。
5. 「サブスクとの付き合い方」も見直せる
解約したことで気づいたのは、「サブスクはツールにすぎない」ということ。持っているだけで生活が変わるわけではなく、「どう使うか」が大事なんですよね。
今では、サブスクを契約するときは以下の2つを意識しています:
- 目的が明確か?(習慣づけ/知識補充/癒しなど)
- 2週間後も使っているか?(お試し中に見極める)
無駄を削ぎ落とすことで、本当に必要なものが際立ってきた気がしています。
解約したサブスク一覧(※2025年春時点)
サービス名 | 月額料金 | 解約理由 |
---|---|---|
Spotify Premium | 1,180円 | 無料版で事足りると気づいた |
Kindle Unlimited | 980円 | 月に1冊も読まない月が多かった |
dマガジン | 440円 | 雑誌を読む時間が取れなかった |
FiNCプレミアム | 960円 | 運動しないのに課金していた |
U-NEXT(映像+漫画) | 2,189円 | Netflixに統一することにした |
※なお、現在は「Netflix」「Google One(ストレージ)」「Oisix(食材)」など厳選して継続中です!

Writer’s Diary|執筆後記
サブスクって、気軽に始められるぶん「やめどき」が難しいサービスだと思います。でも、“解約してみる”という選択肢をとったことで、自分のライフスタイルや価値観がよりクリアになりました。
本当に大切なものって、案外シンプルなのかもしれませんね。これからも「使い方」で見極めていきたいです。
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